セレモニー用のスーツは、出番が限られるのに価格は決して軽くない。
決して安い買い物ではないのに、クローゼットの奥に眠らせてしまうのは、
少しもったいない。
だからこそ、“その日だけ”で終わらない一着を選びたい。
デザイン性とブランドの美意識が宿るヴィンテージなら、フォーマルな場はもちろん、日常にも自然に馴染む。
きちんと感も、おしゃれも、どちらも妥協しない選択。
今回は、セレモニーにも映え、普段にも着回せるスーツの選び方と、
その着回し術をご紹介。
#1 HERMES
チェックパターンロゴボタンセットアップ
(左から右)
STYLE 1
(Necklace: Christian Dior/ Cardigan:Hermes / Bag:Chanel)
ジャケットを外し、赤のカーディガンで軽やかに。
ファー付きのボリュームバッグでほどよい抜けをつくる。パールで品を添え、チェックのクラシックさをやわらかく中和。
きちんと感はそのままに、ぐっと親しみやすく。
STYLE 2
(Bag:Hermes)
王道のセレモニースタイル。セットアップの美しいラインをそのまま活かす。
ベーシックなインナーももちろん素敵だけれど、差し色を加えるだけで全体に奥行きが生まれる。フォーマルでありながら、きちんと“ファッション”を楽しめるスタイル。
STYLE 3
(Scarf:Handwoven / Bag:Christian Dior)
ジャケットをデニムに合わせ、一気に日常へスイッチ。
幅広のストールを重ねることで、温かみとトレンド感をプラス。リボンディテールのバッグが女性らしさをほんのり残しつつ、全体はあくまでリラックスムード。
セレモニーの一着が、週末にも活躍する。
#2 CELINE
ロゴボタンセットアップ
(左から右)
STYLE 1
(Leather Jacket:Chanel / Bag:Chnel / Belt: Gucci)
ラメ混ツイードの上品なきらめきに、レザーでエッジをプラス。硬さと光沢がほどよく調和し、ぐっとモードな印象に。
ワイドベルトでウエストを引き締め、クラシックをシャープに更新。
STYLE 2
(Sunlasses: Christian Dior / Bag:Prada)
王道のセレモニースタイル。繊細なラメの光が、動くたびにさりげなく華やぐ。
光沢ナイロンのバッグで軽やかな抜けを加え、きちんと感の中に今っぽさを。
STYLE 3
(Bag:Bottega Veneta / Watch:Cartier / Shoes:Gucci)
立体感のあるツイードは、デニムとも好相性。控えめな光沢が、ラフな装いにも品を残す。一着で、フォーマルも日常も。
#3 YVES SAINT LRURENT
スタンドカラーセットアップ
(左から右)
STYLE 1
(Coat:Givenchy / Bag:Gucci)
YSLのグレースーツに、オーバーシルエットのコートを重ねて都会的に。直線的なラインが際立ち、ぐっとモードな印象へ。
鮮やかなピンクのミニバッグを差し色にすることで、グレーのワントーンに遊びをプラス。
きちんと感の中に、余裕を感じさせるスタイル。
STYLE 2
(Bag:Givenchy)
王道のセレモニースタイル。構築的なジャケットとタイトスカートが描く、美しいシルエットをそのまま活かす。
クリーンなホワイトバッグが全体を引き締め、上品で洗練された印象に。無駄を削ぎ落としたミニマルな装いが、イブサンローランらしい強さを引き立てる。
STYLE 3
(Sungalasses:Gucci / Bag:Gucci / T-shirt:Vintage)
ジャケットをデニムに合わせ、一気にデイリー仕様へ。
インナーにヴィンテージTシャツを忍ばせることで、フォーマルなセットアップがぐっとラフに。
大きめのレザーバッグで実用性を添えつつ、サングラスでスパイスを。端正なスーツが、肩の力を抜いた大人のカジュアルへと変わる。
#4 Louis Vuitton
ウールバイカラーセットアップ
(左から右)
STYLE 1
(Leather Jacket:Christian Dior / Top:Chanel / Bag:Gucci)
ルイヴィトンのボックス型ミニスカートに、深みのあるグリーンのレザージャケットを重ねてシャープに。端正な仕立てにハードな質感を合わせることで、クラシックが都会的な印象へ。
フリルトップスでやわらかさを添え、グッチのバッグでアクセントを効かせたミックススタイル。
STYLE 2
(Hat:Christian Dior / Bag:Chanel)
王道のセレモニースタイル。ウエストや腕に施されたレザーのパッチワークが、ヴィトンらしい上質さをさりげなく主張する。
フォーマルにもカジュアルにもそのまま活かせる完成度。ベレー帽をプラスするかどうかで、印象はぐっと変わる。気分に合わせて楽しみたい。
STYLE 3
(Sunglasses: Gucci/ Bag:Chanel)
構築的なシルエットだからこそ、潔くかっこよく。
サングラスでクールに引き締め、シャネルのチェーンバッグでエレガンスをひとさじ。
一枚でファッション性を語れる、存在感のある一着。
#5 CELINE
レーヨンロゴボタンセットアップ
(左から右)
STYLE 1
(Top:Vintage / Bag:Hermes)
鮮やかなレッドのセットアップに、ヴィンテージトップスを重ねてこなれ感をプラス。
デニムを合わせることで一気に日常へと引き寄せ、セリーヌの端正なシルエットをカジュアルダウン。
エルメスのバッグで上質さをキープしながら、きれいめとラフのバランスを楽しむスタイル。
STYLE 2
(Necklace: / Bag:Cartier / Watch:Christian Dior)
王道のセレモニースタイル。凛とした赤を主役に、その美しさをそのまま活かして。
ジュエリーでさりげなく華やぎを添え、カルティエのバッグで格を整える。特別なシーンにこそ選びたい、間違いのない一着。
STYLE 3
(Cardigan:Chanel / Bag:Gucci)