エルメスのバッグ選びで、
意外と迷うのがレザーの種類。
今回は、定番としてよく見かける3つのレザーをフィーチャー。
お気に入りのひとつを探してみて!
エルメスのレザーの種類、どう選ぶ?

レザーの違い。
けれど、バッグのシルエットや色の見え方、
手に取ったときの印象は想像以上に変わる。
ふっくらやわらかなもの。
きりっと形を見せるもの。
同じバーキンやケリーでも、
レザーが変われば少し違う表情に。
人気レザー3種を比較
| 比較項目 | トゴ | トリヨン クレマンス |
エプソン | スイフト |
|---|---|---|---|---|
| 登場 | 1997年 | 1992年 | 2004年 | 2004年 |
| 表面 | 丸く不規則なシボ | 大きめで 不規則なシボ |
細かく均一なシボ | ほぼなめらか |
| 質感 | ほどよく やわらかい |
やわらかく なめらか |
ハリがあり しっかり |
やわらかく しなやか |
| ツヤ | マット | セミマット | ほんのりツヤ | 繊細なツヤ |
| 経年変化 | 徐々に やわらかくなる |
さらに しなやかになる |
形を保ちやすい | さらに しなやかになる |
並べて見ると、その違いは意外と分かりやすい。
トゴ
1997年に登場したトゴ。
雄の仔牛の革を使った自然なシボと、
やわらかさの中にほどよいハリを感じる。
やわらかさも見せつつ、
革らしい表情もしっかり残る。
トリヨンクレマンス
1992年に登場したトリヨンクレマンス。
大きめのシボと、
ふっくらやわらかな質感が特徴。
バッグに仕立てると、
少しくたっとした自然なシルエットに。
かっちりしすぎず、
肩の力を抜いて持ちたい日に。
エプソン
2004年に登場したエプソン。
雄の仔牛の革に細かな型押しを施した、
しっかりとハリのある素材。
バッグのラインはくっきりと、
カラーもすっきり見える。
ケリーやバーキンの端正なラインを楽しみたいなら、
候補に入れたいレザー。
同じモデルで見ると、こんなに違う

左から順に、トゴ、トリヨン、エプソン。
見分けるポイントは、
シボの大きさ・表面の加工・革のハリ。
なかでも、ちょっぴり見分けが難しいのが
トゴとトリヨン。
トゴには「血筋」と呼ばれる、
血管の跡がシワとなって残ることがある。
血筋はほかの牛革にも見られるが、
細かく深いシボを持つトゴは、
比較的表れやすい。
ひとつとして同じものがない、革それぞれの個性も、
天然素材ならではの愛おしい魅力!
購入前に知りたい、レザーのFAQ
Q. 型崩れしにくいレザーは?
フォルムをきれいに保ちたいなら、エプソン。
トゴ、トリヨンクレマンス、スイフトは、
使うほどやわらかくなじんでいく。
Q. 傷が気になるならどれ?
細かな傷が気になるなら、
こちらも比較的タフなエプソンが候補。
ヴィンテージなら素材にかかわらず、
角・底・ハンドル・開口部の状態もチェックしたい。
Q. 見た目はどう違う?
大きめのシボならトリヨンクレマンス。
自然なシボならトゴ。
細かく均一ならエプソン。
つるっとなめらかならスイフト。
Q. やわらかいレザーが好きなら?
やわらかく、くたっとした表情なら
トリヨンクレマンス。
ほどよいやわらかさならトゴ。
Q. 雨や水分に強いのは?
どのレザーも、水濡れはできるだけ避けたいところ。
濡れた場合はこすらず、
やわらかい布でやさしく拭くのが基本。
お手入れ方法は動画でチェック!↓
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Q. 結局、どう選べばいい?
バランス重視ならトゴ。
やわらかさならトリヨンクレマンス。
きれいなフォルムならエプソン。
でも結局はどれが正解というより
好きな見た目と使い方で選ぶのがいちばん。