バーキンといえば、黒やゴールドのシンプルなレザーを
思い浮かべる人も多いはず。
でも長い歴史を見ていくと、特別な素材、デザイナーの遊び、
カラフルな限定モデルまでいろいろ。
なかには、ヴィンテージでしか出会えない希少なものも。
今回は、いつものバーキンとはひと味違うモデルを集めてみた。
エキゾチックレザー
まずは、ひと目で違いが分かるエキゾチックレザー。
同じバーキンの形でも、革が変わるだけで表情はまったく別もの。
HIMALAYA|ヒマラヤ
“幻のバーキン”として名前が挙がることの多い、ヒマラヤ。
実は「ヒマラヤ」という種類の革があるわけではなく、
クロコダイルに見られる白からグレーへ移る繊細なグラデーションから、
この名前で知られている。


OSTRICH|オーストリッチ
小さなドットが並ぶ、ひと目で分かる表情。
これは羽軸の跡によるもので、オーストリッチならではの特徴。
クロコダイルともリザードとも違う、どこかやわらかくポップな表情を楽しめるエキゾチックレザー。


LIZARD|リザード
細かな鱗がびっしりと並ぶリザード。
小さな鱗とツヤのある表面が特徴。
クロコダイルより模様がずっと細かく、近くで見るほど繊細。


エルメスの色遊び
エルメスといえば、レザーだけでなくカラーの豊富さも魅力。
レアモデルになると、その色使いはもっと大胆。
CASAQUE|カザック
大胆に色を楽しむなら、カザック。
2012年のモデルでは、トリヨンクレマンスとスイフト、
さらに複数のカラーを組み合わせたものも。
ボディ、サイド、ハンドルで色が切り替わり、
見る角度によって違った表情に。


ARLEQUIN|アルルカン
もっと色で遊んだのが、アルルカン。
6つのカラーをひとつのバッグに組み合わせたコレクション。
ハンドル、ボディ、サングルまで色が切り替わり、見る角度によって印象も変わる。



ゴルチエが遊んだバーキン
2000年代のエルメスで、クラシックなバッグに
新しい表情を加えたジャン=ポール・ゴルチエ。
この時代には、「そこを変えるの?」と思わず見たくなる
ユニークなデザインがいくつも生まれた。
SHOULDER BIRKIN|ショルダーバーキン
2004年に登場。
バーキンを横へぐっと伸ばした、ショルダーバーキン。
肩に掛けられる長いハンドルと横長のシルエットで、クラシックなバーキンをよりラフなバランスに変えている。


SHADOW BIRKIN|シャドウバーキン
金具が……ない?
2009年に登場したシャドウバーキン。
フラップやサングル、金具を立体的な型押しで表現し、まるで“バーキンの影”だけを残したようなデザイン。
そんなちょっとしただまし絵感が、このモデルのおもしろさ。


ディテールまでひとひねり
最後は、素材や色だけではなく、バーキンそのもののデザインで遊んだモデル。
よく見ると「普通のバーキンじゃない」ディテールが隠れている。
CLUB|クラブ
2010年代に登場したクラブバーキンは、異なる素材やカラーを組み合わせたデザイン。
中央のパネルや縦のラインがアクセントになり、いつものバーキンより少しスポーティな顔を見せる。


GHILLIES|ギリーズ
2012年に登場したギリーズ。
革靴のブローグを思わせるパンチング装飾をバッグに取り入れたデザイン。
2011年に発表されたピエール・アルディによるジュエリーコレクションからつながるアイデアとされている。
バーキンに小さな飾り穴が加わるだけで、どこかフェミニンで少しデコラティブ。
端正な形の中に散りばめられた小さな遊びが、なんとも可愛い。


知れば知るほど、「こんなバーキンもあるんだ!」がどんどん増えていく。
次に見るなら、定番だけじゃなく、
いつもより少しだけ冒険してみよう。
思いがけない“お気に入り”に出会えるかも!
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