ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが描いたシャネルの世界
シャネルの歴代デザイナーと言えば、創業者のガブリエル・ココ・シャネル(Gabrielle Coco Chanel)と37年間シャネルのデザイナーとして活躍したカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)。そしてこの人は欠かせない。
“ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ”(Victoire de Castellane)
ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌは1962年パリで生まれたフランスの有名なジュエリーデザイナー。彼女は1984年から1998年まで約14年間シャネルのジュエリー部門のデザイナーとして活躍し、この期間の間、シャネルのビジュアルとジュエリーデザインにおいて大きな影響を与え、彼女がデザインしたジュエリーはカステラーヌ・コレクションと呼ばれている。カール・ラガーフェルドが彼女からインスパイアされるとも言っていたぐらい、カステラーヌはシャネルの歴史には欠かせない人物。シャネルで初めてジュエリーデザインのキャリアを積み始めた彼女は、後ジュエリー部門の初代トップデザイナーに就任し、18年間活躍した。余談だが、彼女は90年代にシャネルのランウェイにも立っていた。
“デザインの特徴”
カステラーヌ時代のシャネルのジュエリーはとてもユニークで華やか。想像力豊かなデザインが多い。
彼女がシャネルがで働いていた頃、よく外に出かけてアンティークジュエリーを買い求め、自分でカスタマイズをしていたと。アンティークジュエリーが持つ大胆なカラー使いと繊細なディテールが彼女が作るクリエーションにきっと影響していたのだろう。そして、彼女のジュエリーは自然、花、動物などおとぎ話に出てきそうなファンタジー的な素材からインスパイアされていたものも多く、ユーモアが溢れる。着用する人にとって、遊び心とワクワク感を与えたい気持ちがこもっている。
“どうわかる?”
カステラーヌ時代のコスチュームジュエリーは刻印に特徴がある。ジュエリーについているプレート、もしくは刻印はこちら。
シャネルのヴィンテージジュエリーからこちらのプレートを見つけたら、「カステラーヌのデザインなんだ!」とわかるので、その時代ならではの美学を楽しめるはず。中には本物のアンティークのカスタマイズで世界で一点しかない希少価値高いものを見つけられるかも?